2歳から発達支援スクールに通い出しました
こんにちは、佳歩です。自己紹介はこちらから♪
今回は、発達支援スクールに通いだしてからのけーちゃんの様子と成長を書いてみました。
言葉が一語も出なくて悩んでいる方や、発達支援とはどんなものなのか興味がある方の参考になればと思います。
- 1歳半になったけれど言葉が一語も出ない
- 健診にて言葉の指摘があった
- 言葉が出ないことで悩んでいる
- 言葉が出ないことを誰に相談していいかわからない
- 発達支援とはどんなものなのか興味がある
発達支援スクールとは
けーちゃんが通い始めた発達支援スクールは、母子健康センターが運営しているもので親子通園です。
◎開催日:決まった曜日で月2回(曜日は担当の保健師さんと決める)
◎時間:9:30〜11:30まで(コロナで軽食時間がなくなる前は、12:00)
◎場所:母子健康センターのホール
◎先生:保育士2〜3人、保健師5〜7人
9:30〜10:00 自由時間(たくさんのおもちゃや滑り台など置いてあります。)
10:00〜10:30 挨拶と手遊び歌や今月の歌など2曲、一人ずつ名前を呼ばれる、エビカニクスなど
10:30〜11:20 今日の活動(障害物物競争や制作など)
11:20〜11:30 楽器演奏、帰りの挨拶
けーちゃんが通っていた発達支援スクールは、こんな感じです。
季節によって、室内で運動会やクリスマス会も行われました。
コロナ禍真っ只中だったので、プールや軽食タイムなど中止のまま卒業しました。
活動に参加できない!
発達支援スクールは、子どもたちが約10人ほど参加しており、多いときで約15人いました。(プラス保護者1人なので、約30人となかなか多かったです。)
はじめは見学として出席し、けーちゃんは最年少の2歳0ヶ月からの参加です。
最初は、上記のスケジュール通り、自由時間で色んなおもちゃで遊べるのでけーちゃんも大はしゃぎでした。
しかし、10:00になるとお片付けになり、先生がピアノでお片付けの曲を引きながら、箱の中におもちゃを片付けます。
けーちゃんはこの時間が大嫌いで、ピアノが聞こえると泣き出してしまい、片付ける前にホールから出てしまいました。
この頃は、まだまだ遊んでいたかったけーちゃんにとって、なかなか切り替えができません。
当時、保育園に通っておらず、集団生活もこのときが初めてで慣れるまでに時間がかかりました。
椅子には座れず、ずーっと走り回る。活動が嫌で大声で泣き始める。私達親子だけ参加できないということは多々ありました。
通園日=玄関で過ごす日々
場所に、活動に慣れるまで通い続けました。
最初は、自由遊びをしてお片付けの時間になったら玄関に直行。
スクールが終わるまで、ずっと玄関で座り込む日々が続きました。
これには、親の私も「何で通わせているんだろう」「この時間意味あるの?」「嫌なら辞めるべき?」など葛藤がありました。
正直、通園日が憂鬱で仕方なかったです。
でも、親一人ではないのです。
母子健康センターなので、担当地域の保健師さんがいます。
玄関で過ごすときも、一緒に保健師さんが付いているので、私の話を聞いてくれたり、一緒にけーちゃんの様子を観察して、次はどのように進むべきかを考えてくれました。
少しずつ活動に参加できるようになる
ずっと玄関にいるわけにも行かないので、少しずつホールでみんなと活動に参加できるように行動しました。
お片付けの時間も私が抱っこしながら、もっと遊びたかった気持ちに寄り添ったり、部屋から逃げ出そうとするときはすぐに出さず我慢の時間を少しずつ伸ばしていきました。
泣きじゃくる日もありましたが、少しずつホールに居る時間が増えて部屋の隅で友達の様子を見たり、無理強いせず本人のペースに任せました。
そのうち、自分の好きな活動を見つけて自分から参加する日も増えていき、見学から約半年経った頃、ようやく午前中ずっとホールで活動することができました。
発達支援スクールを通して得たもの
発達支援スクールに通いだしてから、お片付けができるようになったり、順番が待てるようになるなど得たものは大きかったです。
発達支援スクールだけでは、言葉の上達は見られませんでしたが、今までクレーン現象だったものが指さしに変わり興味を持つ幅が広がりました。
他のお友達にも興味を示して、一緒に遊んだり、走り回ったりと楽しそうに過ごす日々に。
また、家の遊びとは違うことができるので、「こんなことに興味があるんだ」「このおもちゃが好きなんだ」と気づきもあります。
見学から1年経ったあとは、見違えるように積極的に活動に参加している姿や先生の言うことを聞こうとする姿にとても成長を感じて嬉しかったです。
また、子どもだけではなく、親もとても支えられました。
障がいがあるので、悩み事はとても多いです。
その都度、保健師さんに相談したり、言語聴覚士さんや心理士さんと相談する機会も設けられ、どのように接していけば良いのか、育児でとても助けられました。
発達支援を考えている方へ
発達支援スクールなど、障がいがあるお子さんを持つ親にとって、とてもありがたい支援です。
しかし、親子通園なので、他の親子と比べてしまったり、通園が辛いと感じることも多いと思います。
育児について相談できる場所でもあるので、悩んでいる方は見学だけでも参加することをおすすめします。
私も何度も「辞めたいな」、「障がいがなければ通わなくてもいいのに」と散々ひどいことばかり考えていました。
でも、家の中で2人っきりより、大勢と接して、相談して、弱音を吐いて、で親も成長できました。
育児は孤独になりやすいです。少しでも頼れる場所があるだけで心が楽になりますよ。
この記事が後押しになれば幸いです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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